2014年3月22日土曜日

Venencia工房

暦ではもう春ですね。

皆様こんにちは。こちらヘレスも暖かな日が続いております。

さて、先日Venenciaの工房に見学に行ってまいりました!

↓こちらが工房

 

 

 
 

 

現在Venenciaの職人はヘレスに2人。

その一つである"Torquemada"に行きました。

オーナーはSr.José María Torquemada Pichaco.

とても明るい良い方で色々教えていただけました!

因みにJoséさんの好きなシェリーはOloroso viejoだそうです(^^)

 

 
 

 

Joséさんは長年色んなボデガでお仕事をされてらしたそうです。

Asociacion de Joves amigos del vinoの代表も8年間勤められていたとか。

そして、この工房を始められたのは1975年。

 

作るに当たって一番気を付けていることは材料のサイズ。

少しでも狂うとできないとのこと。

全て手作業。機械はカップの部分を磨くための機械Pulirだけ。

Venencia作業工程は20。各部分の見本はこちら

 

 

 
 

 

ベネンシアは3つのパートに分かれてまして、

まずカップの部分を"Cubilete"、柄の部分を"Vástago"、

そしてひっかけの部分を"Gancho"といいます。

素材はCubileteとGanchoは"Acero inoxidable",Vástagoは"PVC"(プラスティックの一種)です。

 

↓100年前のベネンシア。

先が尖がっていています。Cubileteの素材はメタルです。

フロールを傷つけずに採取できるよう考慮された作りですね。

 

 
 

 

↓写真右のベネンシアはサンプル採取用のベネンシア。今は使われていないです。

 カップが2倍です。初めて見ました!

 

 

 

 

 
 

 

 

ではでは、皆様酔い週末を♡

 

 

 

 

 

 

 

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