皆様こんにちは
今日、念願の樽工場へ行ってまいりました。
本では見たことはありますが、実際にこの目で見たのは初めて。
"Ver para creer" 百聞は一見にしかず、ですね(^^)
ヘレスには重要なToneleriaが4つあるですが、その一つである
"TONELERIA VASYMA JEREZ"さんにお邪魔させてもらいました。
色々教えて下さったのは、ここのCapatazさんであるJosé Luizさん。
かれこれ30年このお仕事されているプロです。このToneleriaには19年お勤めとの事。
ではでは、1つの樽ができるまでの工程を簡単にご説明します。
シェリーの樽の素材は"アメリカンオーク"。
今日は、シェリー樽熟成で有名なウィスキー"マッカラン"用の新しい樽を
作ってました。
まず、材料であるアメリカンオークの木を6~8ケ月かけて天日干しにします。
雨に濡れては乾きを繰り返します。雨が降らない時は、たまに水をかけるそうです。
木はこのように切られた状態で輸入。
その後、木を作る樽のサイズに合わせ切断し、カンナをかけます。
30~34種類の幅の木をぴったりいくように組み合わせていきます。
その後、4~5時間かけ水をかけます。
その後、20分ほど焼きます。
作る樽によって焼き具合は調整。今日はマッカラン用の樽ですので、
焦がし多めでした。
②に続く