2014年4月26日土曜日

Toneléria(樽製造所)①

皆様こんにちは晴れ
今日、念願の樽工場へ行ってまいりました。
本では見たことはありますが、実際にこの目で見たのは初めて。
"Ver para creer" 百聞は一見にしかず、ですね(^^)
ヘレスには重要なToneleriaが4つあるですが、その一つである
 "TONELERIA VASYMA JEREZ"さんにお邪魔させてもらいました。
色々教えて下さったのは、ここのCapatazさんであるJosé Luizさん。
かれこれ30年このお仕事されているプロです。このToneleriaには19年お勤めとの事。
 
 
 
ではでは、1つの樽ができるまでの工程を簡単にご説明します。
シェリーの樽の素材は"アメリカンオーク"。
今日は、シェリー樽熟成で有名なウィスキー"マッカラン"用の新しい樽を
作ってました。
まず、材料であるアメリカンオークの木を6~8ケ月かけて天日干しにします。
雨に濡れては乾きを繰り返します。雨が降らない時は、たまに水をかけるそうです。
木はこのように切られた状態で輸入。
 
 
 
 
その後、木を作る樽のサイズに合わせ切断し、カンナをかけます。
 
 
 
 
30~34種類の幅の木をぴったりいくように組み合わせていきます。
 
 
 
その後、4~5時間かけ水をかけます。
 
 
 
 
その後、20分ほど焼きます。
作る樽によって焼き具合は調整。今日はマッカラン用の樽ですので、
焦がし多めでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ②に続く
 
  

Toneléria(樽製造所)②

続いて
2~3時間かけて乾かし、蓋をはめ込むための溝を掘ります。
その後、蓋をはめ込みます。はめ込む際、小さい穴を塞ぐ為に
溝に粘土を入れます。
 
 
 
 
 
その後、樽の側面を削り、箍をはめ、
 
 
 
水が漏れないかチェックをし、
 
 
 
樽に、名入れをして出来上がり!
 
 
 
 
↓箍を作る機械
 
 
 
 
樽一つの値段は600€。
因みにある書物には1484年の樽1つの値段は300マラベディと記されていました。
 
樽は100年以上使われ、壊れたら修理が繰り返され使われ続けていきます。
樽と樽の中のシェリーの中には沢山の歴史が詰まっているのですね~♡
 
この工場では25人の人が働いているそうです。
 
 
 
年間の樽製造は8,000樽。その他に壊れた樽の修理も約5,000樽行われています。
昔は全て手作業でしたので、ある書物よると、30人の従業員で週に50~60個だったそうです。
Joséさんに"この樽作りのお仕事の何が一番好きですか?"と聞きましたら、
"新しい樽作りの作業は、今はもう機械かされているから、
樽の修理かな"とおっしゃってました。
樽の修理は全て手作業。職人技が必要とされます。
 
 
 
お忙しい中、色々教えて下さったJoseさんに感謝です。
ではでは、また!
 

2014年4月23日水曜日

Jerezに侍!?

街で見かけたSAMURAI JAPAN!Oleee!
思わず、写真を撮らせてもらいました(^^)
このTシャツ、東京に旅行に行った時買ったとのこと。
因みに秋葉原に滞在していたそうです(^^)
 
 
 
 
友人がとあるバルに"ベネンシアの本があるよ〜!"と連れていってくれました。
この本はこのバルのご主人のおじいさんが書いたもので、もうこの1冊しか
手元に残ってないそうです。
 
 
 
HOW TO VENENCIA!(^^)イラストも描かれたそうです。
 
 
 
まだ早いですが、カラコレスが出始めてました!
う〜ん、味のあるカタツムリの絵だ。
 
 
 
季節の移り変わりは早いな〜、と思う今日後の頃です。
 

2014年4月21日月曜日

再びSemana Santa

去年気づかなかったのですが、セマーナ サンタ中のチビッ子達の遊びをご紹介。
↓蝋燭の蝋でボール作り。どれだけ大きなボールを作るか自慢し合うのでしょうね(^^)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
↓裸足でずっと歩き続ける人も多いです。
 
 
 
 
金曜日の夕方、散歩がてら5〜6時間、パソを見て歩きました。
町の中いたるところパソだらけです(^^)
↓Ermita San Telmo教会から出るパソ"El Cristo"
 16:15分出発2:30戻り。約10時間…。
 
 
 
入口の高さが低いので、かなりかがんでパソを表に出すそうです。
大変(◎o◎)
↓教会を出ると目の前でサエタ。ビデオ撮ったので良かったら見てみて下さい!
https://www.youtube.com/watch?v=5JXQ72Hy-Eg&feature=youtu.be
 
 
 
 
 
 
 
 
↓髪の毛は人毛だそうで、リアルです…。
 
 
 
 
  

Semana Santaも今日で終わり。
明日から町は通常モードに戻ります。ではでは!
 
 
 

Semana Santa(聖週間)

皆様こんにちは。
今週こちらは聖週間でした。今年は去年より少し遅め。
春分の日の後の最初の満月の次にくる日曜日だそうで、毎年日にちが変わります。
 
 
 
 
今年は家の前をパソが通るというので、ワクワクです。
因みにパソの通る時間は夜中の3時…。
↓こんな感じです。夜中の1時頃。静か…。
 
 
 
 
↓少しづつ人が増えてきました…。2:00頃
 
 
 
↓おっ、やってきました!2:30頃。パソの前にはいつもお菓子を売っている
 屋台がいます(^^)
 
 
 
↓3:00頃。楽隊と共にパソがやってきました!
 日本でこの時間帯にありえない光景ですね(^^)
 
 
 
↓美しい♡しかし、すごい人だ…。
 
 
 
↓続いてマリアさま。お向かいの方がサエタを歌ってます。
 
 

↓そして通りすぎていかれました。
 
 
 
↓朝8時30過ぎ。夜中に通って行ったパソが戻ってきました!
 お帰りなさ~い(^^)/
 因みにこのパソは夜中の2:00に教会を出発し、朝の10:30に教会に戻ります。
 8時間以上、飲まず食わずでトイレにも行かずで歩き続けるそうです。す、すごい…。
 大人だけでなく小さい子も参加しています。
 
 
 
 
 
 
 
ではでは、また!
 
 
 
 
 

2014年4月14日月曜日

Primavera~春~

皆様こんにちは。
Jerezは今日からSEMANA SANTA(聖週間)が始まりました。
外は人で溢れてます。
今日の日中の気温は26度くらい。
久しぶりに葡萄畑へ。
春ですね~桜
ヘレスの春をお届けします(^^)
↓葡萄畑に行く途中のお花畑
 
 
 
 
~葡萄畑の中の春~
 
↓青い空と葡萄の木
 
 
  

↓葡萄の実。かわいいですね~。
 
 
 
↓アーティチョーク。こんな風になってます。
 
 
 
↓なんとなく並べてみました。デカい…。
 
 

↓スモモの実。夏が楽しみです♡
 
 
  
↓リンゴの花。美空ひばりさんの"リンゴ追分"を思わず口ずさんでしまいます…。
 
 
 
↓ビワ。食べたら超酸っぱかったです…。
 
 
 

 
↓番犬
 
 
 
 
帰りは喉が渇いたので…。
↓今年初のTinto de Verano(赤ワインをソーダ水で割ったもの)
 をグビッと。
 
 

ではでは、また!