2016年2月6日土曜日

清澄(Clarificación)

皆様こんにちは!
今日はヘレスで唯一今でも卵の白身を使って清澄している
ボデガ マエストロ シエラにお邪魔しました。
フィノのボトリングの時のみで、
去年からしつこく、見せてくださ~い!とお願いして、
やっと見せてもらえることに。感謝です♪
清澄とは瓶詰前にワインの濁りを取り除く作業。
↓先ずは、近所のケーキ屋さんに卵の白身を買いに行きます。
 
 


↓残った黄身はTocino de Ciero(トシノ デ シエロ)という
  甘~いお菓子に使われます。
 
 


このお菓子、ヘレス発祥で昔は清澄に卵の白身が使われていたので、
使わない黄身は修道院に運ばれ、お菓子に使われていました。
因みに昔はワインを清澄する方法で他にレブリハの土も
使われていました。

フィノを少し入れたJarraに白身を入れ、混ぜます。
その後、↓このようによーく混ぜ、清澄をするフィノの入った
タンクに入れ、4~5日置きます。
 

 














 



 

そのあと、清澄を完全にするためにベントナイトを入れ、
6~7日置き、冷却処理をしてボトリング!
 


 

ではでは、また!

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