暦ではもう春ですね。
皆様こんにちは。こちらヘレスも暖かな日が続いております。
さて、先日Venenciaの工房に見学に行ってまいりました!
↓こちらが工房
現在Venenciaの職人はヘレスに2人。
その一つである"Torquemada"に行きました。
オーナーはSr.José María Torquemada Pichaco.
とても明るい良い方で色々教えていただけました!
因みにJoséさんの好きなシェリーはOloroso viejoだそうです(^^)
Joséさんは長年色んなボデガでお仕事をされてらしたそうです。
Asociacion de Joves amigos del vinoの代表も8年間勤められていたとか。
そして、この工房を始められたのは1975年。
作るに当たって一番気を付けていることは材料のサイズ。
少しでも狂うとできないとのこと。
全て手作業。機械はカップの部分を磨くための機械Pulirだけ。
Venenciaの作業工程は20。各部分の見本はこちら↓
ベネンシアは3つのパートに分かれてまして、
まずカップの部分を"Cubilete"、柄の部分を"Vástago"、
そしてひっかけの部分を"Gancho"といいます。
素材はCubileteとGanchoは"Acero inoxidable",Vástagoは"PVC"(プラスティックの一種)です。
↓100年前のベネンシア。
先が尖がっていています。Cubileteの素材はメタルです。
フロールを傷つけずに採取できるよう考慮された作りですね。
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